研究紀要第79号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第3年次」 -058/135page

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(4)「よさ」を生かし.意識化させる指導
 本課で学習した言語材料と既習の学習内容を用いて行う総合的な言語活動を取り入れた。また,8時限目の終わりに,この活動をもとにした「よさ」の発見を行わせた。これらの活動により生徒一人一人が自らの持つ「よさ」を発揮するとともに,「よさ」を意識できるものと考えた。

目標

主な学習内容・活動

Team Teaching

学習形態

基礎・基本

Jectability

個     性

評価等

T2

7 〔まとめの言語活動〕
Lesson5の言語材料と既習の言語材料を用いて自己表現活動ができる。

 

1.各コースについての説明を聞く。 各コースについて説明する。   一斉          

興味・関心

 課題選択学習において興味・関心を持たせるような課題の設定

 興味・関心に応じたグループ編成

 
  2.コースを選択する
 Aコース……部活について
 Bコース……家族について
 Cコース…‥友達について
 Dコース‥‥学習について
    グループ  不定詞(副詞用法,名詞用法),be going to〜を用いた表現ができる          
  3.コースに従って課題作りをする。
(1)課題の内容についての話し合い
(2)グループでの役割分担
課題の取り組みに対する生徒一人一人の「よさ」を見つける。
机間巡視しながら各グループの活動の様子を観察し.励ましたり.個々の質問に応じたりする。
*既習の言語材料でなくても必要に応じて使用を認める。
グループ   表現特性を生かす活動

生徒の持つ表現特性を生かす活動

・教師の観察(座席表への記入)
  4.発表のための練習をする                    
8   1.発表の仕方について説明を聞く。 発表の仕方について説明する   グループ              
    2 グループごとに発表する
(1)作品の発表
発表を聞きながら生徒一人一人の「よさ」を見つける                
    (2)グループの発表に対するQ&A Q&Aの活動がスムーズに行なえるように援助する 発表グループからの質問に対してつまずいている生徒に援助指導する 一斉              
    3 .課題作りから発表までの活動に対する教師のコメントを聞く。 課題作りから発表までの活動を通してコメントを与える                


1 「よさ」を生かした言語活動の展開
 4つのテーマ(「部活動」,「家族」,「友達」「学習」)から,生徒の興味・関心に応じて課題を選択させ,同じテーマを選んだ者どうしでグループを編成させ,学習に取り組ませた。
 また,グループ内において,生徒の特性に応じて役割分担させ,すべての生徒が学習に参加できるようにするとともに,一人一人の「よさ」が生かされるよう配慮した。
 更に,作品の発表後,発表内容についてのQ&Aを生徒間で行わせることにした。

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