研究紀要第80号 「情報活用能力の定着と個性の伸長に関する研究 第2年次」 -086/135page
(7)指導過程
学 習 内 容 ・ 活 動 時間 指導上の留意点・ ●評 価 研究との関連 1. 本時のねらいを確認する。
収入・支出とは何か。2 2.自分の小遣いの使途について分類し,パソコンに入力する。 10 ○小遣いという身近な例を通して使途(支出)にはいろいろな内容が含まれていることを知らせる C情報の処理
L情報手段の操作3.自分の小遣いの支出について気付いたことを発表する。 3 ●自分の言葉で発表できたか D情報の創造
H情報の重要性4.家庭における収支の役割について教科書を読み,教師の説明を聞く 15 ○「経済」とは生産−消費をめぐる社会活動であることに気付かせる。
○勤労収入と消費支出に重点を置いて説明する
●細かい用語の意味が理解できたか5.宿題で調べてきた自分の家庭の収支の状況を実際に分類してみる。 10 ○項目用紙を配布し,それに記入させる
○項目にしたがって再分類させるとともに,それらを百分率に換算させる
●項目の用語が理解できているかG情報の処理
E情報の伝達6.グループに分かれ,モデルの生徒の支出状況を入力しグラフ化する。 30 ○モデルに適するデータがない場合には,教科書の表のデータを入力させる
○実際の金額に支障がある場合には百分率の数値を入力させるよう配慮する
○表計算ソフトを起動し,データを入力させる
●パソコンやフロッピーを正しく取り扱えたか
C情報の処理
T情報に対する責任
L情報手段の操作
調査用紙に基づいて記入してみよう
図1 支出分析表
図2 表示されたグラフを見つめている生徒たち