研究紀要第87号 「基礎・基本の定義と個性の伸長に関する研究 第5年次」 -037/109page
【2】課題設定のエ夫
ア 単元全体を通しての課題挑戦
児童一人一人にとっては,それぞれの技を正確に行い,スムーズな連続技ができ,技を組み桓わせた創作活動ができるようになることや,友達とどのように協力できるかが単元全体の学習課題になる。
特に,単元後半の発展学習において一つ一の技がより正確になって創作意欲が高まり,協力学習が深まって,児童一人一人の課題が達成されていくと考えた。
イ 興味・関心と意欲を高める課題
図5のように,コース別学習では,既習の技を 組み合わせたものと,既習の技と新しい技を組み 合わせたものを準備し,児童一人一人の課題に応 じて興味・関心を高め,個の「よさ」を生か 意欲的に学習に取り組めるようにした。
(図5)