研究紀要第88号 「授業におけるコンピュータの効果的な活用に関する研究 第2年次」 -067/109page
イ.指導過程
段階 学習内容・活動 形態 時間 教師の働きかけ 予想される生徒の反応 ◎指導上の留意点 ○評価 導 入 1.コンピュータ使用上の注意の確認
2.課題の確認・選択一斉 5 ○操作上の諸注意
・マウスの使い方
・キー位置の確認
・入力の方法
○授業の流れの説明
○課題の趣旨の説明
○問題の提示・配布○今までの失敗などを、思い出し、操作上の注意を確認する。
○課題を知る。
○問題を選択する。
・この間題なら,解ける。
・どの問題を選んでいいか
分からない。◎ESCキーやf・1キーの位置を確認させる。
◎自分で自由に問題を選ばせるが、難しい問題にも挑戦させるようにする。
◎どの問題を選んでいいか迷っている生徒に対してはアドバイスをして、自分で選ぶようにさせる。展 開 3.課題の追求
(1)課題の分析
・解決のために、基礎となる事項を挙げる。
(2)既習事項の確認
・解決に必要な基礎事項を確認する。
(3)課題の追求
・コンピュータを活用しながら、問題を解く。一斉
個別
個別
10
20○基礎事項の確認
・指名
・発表
○個別指導
・コンピュータ操作
・問題の説明
・アドバイス○基礎事項が分かる。
〜級友の発表を聞いて、利用する基礎事項を確認
・どれを使うのか分からない。
○コンピュータによって基礎
事項の内容について復習する。
○コンピュータを繰り返し活用して、自分に必要な内容を取り出し、意欲的に問題を解く。◎選んだ問題を解くのに必要な基礎事項を挙げさせる。
○利用する基礎事項が確認できたか
◎コンピュータを有効に使っているかどうかを確か め、生徒に応じたアドバイスをするようにする。
◎級友と協力しながら、解決させるようにする。
○問題に合った基礎事項を復習しながら、問題を解いているか。4.課題の解決
・答案をまとめる。
・模範解答で確認する。個別
一斉5 ○模範解答の説明 ○答案を整理する。
○自分で気づかなかったこと
を整理する。◎気づかなかった基礎事項を記録させる。 終 末 5.本時のまとめ
・使った基礎事項の内容の確認
・授業の反省
・次時の予告と確認個別
一斉10 ○確認の指示
○反省用紙の配布
○次時の予告
○さらに、コンピュータで確認する。
○授業を振返り、まとめる。
○次時への意欲を持つ。◎記録した事項について、さらにコンピュータで確認させる。
○次時へ意欲を持てたか。