平成5年度 研究紀要 Vol.23 -135/162page

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写真5 セスジユスリカ幼虫
写真5 セスジユスリカ幼虫
B地点

 蛭川には瀬上地区の生活雑排水が大量に流れ込み、阿武隈川にそそいでいる。水底の石には水あかが付き、悪臭がする。とくに朝方は、洗濯水が流れ込み、川全体が泡立って見えることがある。

写真6 B地点の様子
写真6 B地点の様子

 ここでは、ヒル類、ミズムシ、サホコカゲロウ幼虫、セスジユスリカ幼虫、ヒラタドロムシ幼虫が採集できた。とくにミズムシやヒル類が多く、魚は観察できなかった。A地点と比べると生物の種類が多い。

写真7 ヒラタドロムシ幼虫
写真7 ヒラタドロムシ幼虫

写真8 ミズムシ
写真8 ミズムシ
C地点

ここは、摺上川へ生活雑排水が流れ込む所で、残飯やゴミが流れ込み、水底にはイトヤナギモなどの水草が茂っている。水は少し濁っている。

写真9 C地点の様子
写真9 C地点の様子

 ここでは、サカマキガイ、ミズムシ、モノアラガイ、シジミ類、アメリカザリガニ、ヒル類、カワニナが採集できた。B地点より生物の種類が多い。

 写真10イトヤナギモ
写真10イトヤナギモ

写真11 シジミ類
写真11 シジミ類

 写真12 サカマキガイ
写真12 サカマキガイ

 写真13 アメリカザリガニ
写真13 アメリカザリガニ


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