研究紀要第94号 「一人一人の個性を生かす評価の在り方に関する研究」 -008/162page
表現に親しませるための配慮として全て英語で作成した。
1回目であったため、一つ一つの選択肢の意味に対する説明が必要であったが、2回目以降はこの手間は省けたため指導時間の障書にはならなかった。
(ア)関心・意欲・態度の評価
【教師からの評価】(本時に評価する生徒を中心として)
○ 基本会話場面では
・積極的に他の生徒の所へ移動し、英語で会話をしようとしたか。○ 聞き取りと質疑応答の場面では
・教師の英語での説明をしっかりと聞いて、応答していたか。○ グループ活動の場面では
・テーマについての自分の意見を述べ、他の生徒の意見もしっかりと聞こうとしていたか。※ 教師からの評価は、各観点についてABC3ランクで評価し、具体的に記述できる場合は記述する。
【自己評価】
○ 基本会話の場面では
・今回の自分の活動はどうであったか。
Howwasyouractivitytoday?
A.Very active
B.Active
C.Litt1e active
D.Passive
<各選択肢の基準>
A…生徒自身が、ベストを尽くして取り組んだと感じたとき
B…生徒自身が、もう少し意欲的に取り組めたと感じたとき
C…生徒自身が、がんぱろうとしたが余り良くできなかったと感じたとき
D…生徒自身が、がんぼれなかったと感じたとき
○ グルーブ活動の場面では
・自分のグループ活動での様子はどうであったか。
How was your group work?
A.I think eaestly and communioate active1y.
B.I think we11 and communicate a 1itt1e.
C.I think wel1 but I can't communicate.
D.I can't work we11.
【相互評価】
○ 基本会話の場面では(活動に慣れるまでは最初の相手と評価し合う。)
・相手の会話の様子はどうであったか。
How was your partner's activity?
A. Active B. A 1itt1e active
C. Not so good (from )
○ グルーブ活動の場面では
・誰がグルーブ活動で一生懸命に活動したか。
・いつもの活動よりがんばった人は誰か。
1.Who worked we11 in your group?
( )
2.Who worked better than usua1 in you rgroup?
( )
(イ) 他の観点からの評価(表現、理解、文化や言語に対する知識・理解)
【教師からの評価】
○ 基本会話の場面では(表現)
・英語でうまくコミュニケーションをしたか。
・その他の表現を使うことができたか。○ グルーブ活動の場面では
・英語で文をつくることができたか。(表現)
・教師が読んだ単元の要約文を理解できたか。(理解)
・to一不定詞を用いて文をつくることができたか。(知識・理解)○ その他の場面で(テストなどで)
・本単元の新出文型や単語を運用できるか。(知識・理解)