研究紀要第95号 「児童生徒の創造性を高めるための教材開発」 -057/162page
本時は、データをグラフ化しワープロソフトウェアの画面に取り込み、文章を入力する学習である。
データベースソフトウェアで入力したデータを表計算ソフトウェアで一覧表の形式に表した。
さらに、一覧表から合計や平均を求め、グラフに表した。
次は、ワープロソフトウェアの画面で、文章を編集しているときのものである。
5生徒の反応
授業後、生徒に次の(1)〜(3)までアンケートを実施した。
(1)「アンケートを集計して報告書を作ろう」についての印象
(2)「アンケートを集計して報告書を作ろう」の学習で気づいたこと(自由記述)
・表計算からワープロまでの操作が簡単だった。
・合計やグラフの作成が早くできたので驚いた。
・いろいろなグラフが作成できて楽しかった。
・自分で表にしたものがグラフになった時はうれしかった。
・操作を間違えたりすると修正するのが難しかった。
・ワープロのとき文字をさがすのが大変だった。
・二人一組だったので、話し合って行えて楽しかった。(3)授業をふりかえって
・興味や関心をもって取り組んだか
・意欲をもって取り組んだか
・学習は楽しかったか
6 教材の評価
授業後のアンケートによれぱ、(1)〜(3)のいずれの結果からも本題材に興味・関心をもって意欲的に取り組んだことがうかがえる。