研究紀要第102号 「福島県の小学生の学習に対する意識と行動」 -029/170page
※ グラフ5〜8は,「好き」「嫌い」と回答した児童生徒の総数を母集団としている。
ただし,グラフ5,6の「小5」については,小学4年,5年の児童の回答を基にし,「小6」については,小学6年の児童の回答を基にしている。また,グラフ7,8の「中2」「中3」についても同様である。
今回調査した2教科について見るかぎり,小学生の「好き」になる時期は1年がもっとも多く,「嫌い」になった時期としては3・4年が非常に多い。学習内容が多くなり,理解しにくいところも多く出てくるからと思われる。この時期をきちんと乗り切れるかどうかが,その後の学習に大きな影響を与えていると考えられる。