平成7年度 研究紀要 Vol.25 個人研究7 -163/170page

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 一人3種目ずつ決まったものを,各ムーブメントごとに含計してみると次のような人数になる。

4.ムーブメントの人数(人数34名)
4.ムーブメントの人数(人数34名)

 5.ムーブメント学習の実際
 1種目あたり5分間とし,教師の合図で次の場所に移動させ,2種目め,3種目めに挑戦させた。
 10人以上になったリボンとり,平均台,逆さとりについては2班編成にし,20人以上の登りづな,風船遊びについては3班編成で行った。自分で選んだり,初めて行ったりする遊びのためカ_どの子も意欲的に,しかも楽しげに遊びに取り組んだ。
  ムーブメントの種目と人数
1回目 ア.風船10人 イ.リボンとり6人
ウ.逆さとり8人 工.登りづな10人
2回目 ア.バードホップ8人
イ.リボンとり6人 ウ.平均台7人
工.登りづな7人 オ.風船6人
3回目 ア.平均台5人 イ.逆さとり8人
ウ.登りづな8人 工.風船10人
オ,お手玉投3人

〈バードホップをする子ども〉
〈バードホップをする子ども〉

〈逆さとりをする子ども〉
〈逆さとりをする子ども〉

 3 実践の結果と考察
 本実践について,子どもの記入した学習カードと,MSTBの結果を分析しながら考察する。
(1) 個に応じた運動能力の育成について
 今回の実践では,一人一人の1番苦手な運動属性を伸ばすことに焦点を絞り,教師が意図的に1種目指定して運動にとり組ませる方法を行ってみた。単元終了後のMSTBでは,最も苦手とする(指定)種目の運動属性の変化のみを測定した。

MSTBうんどうとくてんきろくひょう
MSTBうんどうとくてんきろくひょう


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