平成8年度 研究紀要 Vol.26 個人研究 -145/175page

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の資料から気づいたことを発言するとき
クローズアップ南西部1.「沖縄」 ・サトウキビを試食した感想を述べるとき
・VTR(米軍基地)を視聴した感想を述べるとき
クローズアップ南西部2.「シラス台地」 ・作業からとらえた台地の分布を発表するとき
・実験の結果や感想を述べるとき
・資料から気づいたことを発言するとき
クローズアップ南西部3.「産地間競争−促成栽培−」 ・自分で考えた高知平野と宮崎平野の農業の共通点や違いを発表するとき
クローズアップ南西部4.「有明海の農業とみかん栽培」 ・資料(全国のみかん栽培)をもとに,全国のみかん栽培の地域的特色を発表するとき
クローズアップ南西部5.「中国山地と鳥取砂丘」 ・過疎化について考えたこと,感じたことを述べるとき
クローズアップ南西部6.「九州の工業」 ・白地図作業や調べる作業(北九州工業地帯の位置や成立条件など)を通して分かったことを発表するとき
クローズアップ南西部7.「瀬戸内の工業」 ・作業(工業地域の分布や盛んな工業など)を通して分かったことを発表するとき
クローズアップ南西部8.「さかんな漁業」 ・各漁場にかかわる魚名のカード(裏返して床に置く)を引き,カードに書いてある魚名を発表するとき
クローズアップ南西部9.「離島の人々の暮らし」 ・VTR(小宝島の暮らし)を視聴した感想を述べるとき
日本の南西部・学習のまとめ ・単元の学習を振り返って感想を述べるとき

各授業では,おおむねこの計画に基づいてネームプレートの活用が図られた。さらに授業の各場面では,教師の細やかな配慮から多様なネームプレートの活用がみられた。以下は,2つの実践授業におけるネームプレート活用の様子である。

2 実践授業の実際

(1)「クローズアップ南西部2.『シラス台地』」(5/14時間)

【ネームプレート(下欄、N)活用の指導過程】
段階 学習活動・内容 時間 Nの活用(意図的な部分□)
導入 1 九州地方を襲った自然災害について調べる。
 ・災害の内容,概要
 ・災害の原因
 ・シラス台地との関連
15 ・新聞記事やTVニュースを見た感想は多くの生徒に求める。
・災害とシラス台地との関連は予備知識を持つ生徒を指名。
展開 2 シラス台地の分布と地質的特色を考える。
 ・シラス台地の分布
 ・「落雁」を用いた実験
 ・地質的特色
25 ・白地図作業でとらえたシラス台地の分布を発表する場と機会を設ける。
・実験の結果や感想は最初に班内で出し合い,その後,全体で発表する場と機会を設ける。(□部分)

 

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