平成8年度 研究紀要 Vol.26 個人研究 -163/175page

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 1. 生徒指導・教育相談の校内研修会実施の有無と実施していない理由

【図1】 校内研修会の実施の有無
【図1】 校内研修会の実施の有無

受講者所属校の69.1%が,校内研修会を実施していない結果となっている。

【図2】 校内研修会を実施していない理由
【図2】 校内研修会を実施していない理由

「校務繁忙」56.3%,「機運が盛り上がらない」35.0%と,この2つで理由の大部分を占めている。

また,僅かに「必要性がない」の回答がみられる。

 2. 校内研修会の実施回数

【図3】 校内研修会の実施回数
【図3】 校内研修会の実施回数

受講者の57.0%が,「学期に1回程度」は実施したいとの結果である。

 3. 校内研修会の参加者

【図4】 校内研修会の参加者
【図4】 校内研修会の参加者

受講者の59.7%が,「全職員」で実施したいとの結果である。

また,「希望者」との回答が17.4%みられる。これに,生徒指導・教育相談担当者のみの3.4%を加えると,20.8%となり,検討を必要とする結果である。

 4. 校内研修会テーマの必要度

[表1] 校内研修会テーマの必要度  単位:%
[表1] 校内研修会テーマの必要度

校内研修会テーマについて,「4:とても」,「3:必要」,「2:あまり」,「1:ぜんぜん」の4段階で質問した。

「4:とても必要」と「3:必要」を合計した割合は,『問題行動への対応』87.3%が最も高く,『生徒理解』77.8%が最も低い結果である。

また,各テーマの具体的な内容について,その順位をテーマごとにつけてもらった結果は,【図5】の通りである。

なお,各順位は以下の計算式によって算出し,小数第二位を四捨五入した。

(「内容」ごとの順位×人数)の総和
回答人の合計

【図5】 各テーマの具体的な内容の必要度
【図5】 各テーマの具体的な内容の必要度

『生徒理解』では,「規範意識の低下」2.3が最も順位が高く,「基本的な生活習慣の低下」2.5,「無気力・無関心等」2.8の順位となっている。


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