研究紀要第110号 「学校の活性化を目指す教員研修 第2年次」 -012/166page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

きにしては考えられない。そこで,教員の資質・能カの向上が強く求められている現状を踏まえ,教員の深い専門性に裏付けられた実践的指導方を培う教員研修の在り方にっいての調査研究を通して,学校の活性化を目指したいと考える。

[どういうことに役立てたいのか]

調査研究を通して,教員研修の内容や方法をどのように改善・エ夫していくべきかなど,教員研修の望ましい在り方を探り,教員の資質や指導カの向上のために役立てるとともに,「教員研修の望ましい姿」について提案していきたい。

[何を明らかにするのか]

児童生徒の教育に携わっている小・中・高等学校の先生方から直接聴き取り調査を行うとともに,教育センター講座受講者(経験者研修I・II)に意識調査を実施して,教員研修に関する実態を明らかにする。

[どういうことを見極めたいのか]

子どもたちに「生きるカ」を育むことを基本とするこれからの学校教育の実現に向けて「教員の資質・能カの向上」と「教員の意識改革」を図り,学校を活性化するための「教員研修の望ましい姿」を求めるために,次の3点について見極めたい。

 ○学校経営と教員研修の在り方
 ○校内研修の在り方
 ○若手教員の研修の在り方

II 研究計画

[第1年次](平成8年度)

「学校における教員研修の現状把握(1)」
     (聴き取り調査対象:管理職)

[第2年次](平成9年度)

「学校における教員研修の現状把握(2)」
     (聴き取り調査対象:主任)

「教員個々の研修に関する意識の把握」
   (意識調査対象:経験者研修I・II受講者)

[第3年次](平成10年度)

「望ましい校内研修の在り方と管理職等の関わり方について」

III 研究の全体構想

1 全体構想

全体構想


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。