福島県教育センター所報ふくしま No.24(S50/1975.12) -010/026page
4.製作する。(製作順序,図1〜8)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
じかづけ作品集
(1)台の下に,台よりやや大きめの紙(画用紙でも 聞紙でもよい)を敷く。
(2)台の高さを考え,石膏液をつけ,台を作る。
(3)石習液を体の中心,腰部,胸部へ肉付けする。
(動きのあるポーズは特に大切である)。
(4)足部から手都,頭部と全体に肉付けする。(石膏 液はソフトクリームくらいの柔らかさ,1回の水の量は凹地位にして石膏液を作り,何回もつける)。
(5)全体に石膏がついたなら,いったん手を休め,作品をゆづくり回転させ,いろいろな角度から観察 し,次に石膏液をつけるべき個所,つけるべき順序を考える。完成をあせってはいけない。
(6)(7)作品全体を考え,石膏液をつけたり,けずったりしながら形を整える。後日,あらためて仕事を するときは,必ず水にしめらせ石膏液をつげる。
(8)完成
以上,制作実例を通して述べたわけであるが,各校で更に検討され,児童・生徒の創造性を高める―手段となれば幸いである。