福島県教育センター所報ふくしま No.34(S52/1977.12) -011/026page
6. 今後の課題
今回の調査によって,本校の校内研修を行なう上での問題点を明らかにし,対策を講じたわけであるが,今後次のような観点から,この改善策が,有効な手だてとして,役に立つものであったかどうか,調査によって,検討を加える必要がある。
(1) 「研修項目の具体化」,「研修資料の活用と文献の紹介」によって,「効果的な研修」として役に立つものであったかどうか。 1) 研修の効果はあがったか 2) 研修が有効なものでなかった場合,その原因はなぜか,どこに間題があったのか (2) また,以上のような「研修項目の具体化」と「研修資料の活用と文献の紹介」の二つの手だてが「職員一人一人の研修意欲の向上」に結びつくもの,として有効であったか。 1) 研修の意欲向上に役立ったか 2) 意欲の向上に結びつかなかったとすれば,その原因は何か。 以上のような問題について,4の(1),(2)の調査をもう一度実施し,その結果から,より充実した研修の方法を見い出したい。
7. 参考文献
学校経営に関する研究(福島県教育センター) 教育研究の実践(福島県教育研究所) 特殊教育に関する文献 他校 研究紀要・教育課程