福島県教育センター所報ふくしま No.49(S55/1980.12) -004/034page

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研究主題の解決策
□1  課題を明確につかませる。
□2  自分の力を知り,さらに高めるように努力を続けさせる。
□3  仲間の課題を知る。
□4  仲間との協力によって,楽しく運動する。
□5  安全に十分注意して練習する。
□6  課題解決の成否を適切に評価する。

1.題材  腕立て開脚跳び(跳び箱運動)
2.題材の目標  省略
3.指導計画   省略
4.本時のねらい
踏み切りから着地までを一連の動作で跳び越させる。
○1  助走から両足をそろえて踏み切り,両手を跳び箱の先の方について開脚で跳び越すことができる。
○2  自分の力を知り,練習によってより高次なものをねらうことができる。
○3  仲間との協力によって,楽しく運動ができる。
○4  自分の課題が解決されたか,自己評価,相互評価ができる。

5.準備  省略
6.学級の実態  省略
7.過程
段階
時間
指導内容 留意点 学習活動 観点 観察記録 観点No.
評価
導入
7分
1.
2.準備運動
(1)

(5)

・軽く,そして,だんだん動きを大きく意識して(2)〜(5)の運動をする。 □1 運動のねらいをつかみ力いっぱいの運動。 [動作を大きく意識して,運動のねらいを明確につかむ,力いっぱい運動しているか〕
運動の仕方。
観点No.1評価欄
3.本時の学習について話し合い
(1)
(2)
…努力する。
意欲づけをする。
・前時のビデオを視聴して,きょうの課題を意識する。
・友だちの課題を知る。
□1 課題を明確につかむ。 〔課題を明確に把握できたか〕
発言。挙手。態度。
観点No.2評価欄
展開
30分
4.力試しの運動 ・………両足が前に出るようにして跳ばせる。 ・わにの歩行をする。
(両つま先をそろえて,腕立てで歩行)
□1 課題を明確につかみ運動。
○3 仲間と協力楽しく運動
〔運動を力いっぱい行っているか。〕
運動の仕方
観点No.3評価欄
観点No.4評価欄
5.腕立て開脚跳び (1)各自練習 ・自己の課題を解決するために練習させる。 ・練習をする。
・一連の動作がスムーズにできるように練習する。
□1 課題をもって練習
○1 踏み切り……で跳び越す。
〔開脚で,跳び越すことができたか。〕
踏み切り。両手のつき方。着地。
観点No.5評価欄
(2)友だちの演技を見て話し合い ・自己の課題と比較して観察させる。 ・………友だちの演技を見て,話し合いに参加する。 □2 自分の力を知り……。
○2 より高次のめあてをもつ。
〔自分の課題が解決できたか,より高次のめあてをもつことができたか。〕
発言。挙手。
観点No.6評価欄
(3)よい点を取り入れ各自練習 ・自己の力を知り,さらに高めるような練習をさせる。 ・より高次なねらいに向かって安全に練習 □5 安全に注意して練習 〔安全に十分注意して練習しているか。〕
運動の様子
観点No.7評価欄
終末
8分
6.本時のまとめと次時の予告

(2)本時の反省
・ビデオを視聴して,本時の学習の高まり………。
・次時は,この題材のまとめ。
・ビデオを視聴して,課題が解決されたか話し合う。 □4 仲間との協力
○3 楽しく運動
□6 課題解決の成否
○4
〔仲間との協力で楽しく運動できたか。〕
〔反省の中で,自己評価ができたか。〕
発言。挙手。態度。
観点No.8評価欄
観点No.9評価欄
※ 観点,観察記録等はすべて記載したが,指導内容,留意点,学習活動は,一部省略した。

8.抽出児 観点別評価表を参照(この表を準備しておくと,授業観察(実施)直後に評価のまとめがしやすく,事後研究の際には,研究の主題にそった効果的な話し合いが期待できる。)


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