福島県教育センター所報ふくしま No.54(S56/1981.12) -017/034page
・問題がおもしろかった(1),かんたんだった(5)〜 問題の質
・よくわかった(8),−ちょうしよくできた(1),わかりやすかった(4)〜 理解の喜び
・調べたことが楽しかった(2),進んでやった(1)〜 操作・作業の楽しさ
・みんなが真剣だった(3)〜 雰囲気
・ その他(4)
○ 「いいえ」の理由
・ じろじろ見られたから(2)
以上のことから,どんなことが考えられますか。お互いに感じたこと考えたことを述べ合いましょう。
(3)第2次調査の結果と考察
10月18日現在で,前回とほぼ同一項目で第2次調査を行い,研究意欲の変容の把捉を試みた。
結果は,次のとおりである。
1 研修意欲に関する調査(中の円:第1次調査,外の円:第2次調査)
- 2 調査結果の考察
- ア このようを意識調査では,往々にしてその時の気分や設問の解釈のちがいをどにより,本音が反映されをいことがあるので,この結果をうのみにはできないが,どの項目も多少の差はあっても,研修意欲の向上を示している。
イ この調査と併せて「学年内での検証授業案の試行」「現職教育速報」の有効性についても回答を求めたが,そのどちらも有効だとしたものが74%を占めたことからも,この研究で実施したことが研修意欲の向上にプラスになったということはできよう。
5 今後の課題
(1) 大きな研究主題なのに短期間のしかも密度の低い研究で,成果や効果を速断するのは危険である。今後いっそう方法を吟味して,継続研究したい。
(2) この研究をとおして,有効ではないかと思われたことを,校長,教頭の指導・援助を受けながらさらに実践し,一人ひとりの職員がいっそう意欲をもって研修できるよう現場で役立てたい。6 参考文献
S54 学校経営に関する研究(B)〜福島県教育センターbr研究の進め方〜福島県教育庁義務教育課