福島県教育センター所報ふくしま No.79(S61/1986.12) -027/038page
2 全校一斉漢字テスト
漢字学習の日常化を図るため全校一斉漢字テストを年間12回実施し,左表のような形式でその結果を発表している。
(2)社会科―漫画を取り入れた授業(世界史)
生徒に興味を持たせるのに一応の成果をみたが,今後は人物に焦点をあてたい。
(3)数学科
授業終了時における「まとめと確認」を重視した授業の工夫や,到達目標を設定し,その確認テストを実施して「できる喜び」,「わかった喜び」のある授業を実践した。また実験学級を用意して,そうでない学級との数的検証を試みた。あるいは,パソコンを操作して二次関数のグラフをかかせるなど興味ある授業の実践もなされた。
(4)理科
1 新聞記事を導入として用いた実践
左の資料のような形式で,記事を読み取りながら,学習事項に近づく方法で.生徒達は,かなり長い記事でもよく取り組み,教科書に対する時と違った一面を見せていた。
2 学習内容を精選し,到達目標を設定した化学の授業(2年)
(5)英語科
生徒の76%は英語嫌いで,その90%は中学2年までに嫌いになっている。そこで,英語に興味を持たせ,基本的事項の定着を図る指導を目標に次の実践がなされた。
1 導入教材の開発 (入学直後の1ケ月)
2 自己表現活動―その課で学習した事項を