福島県教育センター所報ふくしま No.94(H02/1990.2) -012/038page

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度が大変早く,ひとつひとつの処理を確認することは実物では不可能であるが,シミュレータを用いると,データの動きや変化が視覚的に確認できる。見えないものが見えるようになる。

 マイコンキット本体を直接使わなくともマイコン操作が体験できる。だが,このシミュレータを用いる本来の目的は,実物を効率よく操作し理解するためである。

4.4ピットマイコンの内容

 今回作成したプログラムによって,図2のようなメモリ構成と図3に示す各機能をもったマイコンキット上で,表1の命令をシミュレートできるようにした。

図2 メモリ構成
図2 メモリ構成


図3 4ビットマイコンの内部構成
図3 4ビットマイコンの内部構成


表1 命令一覧(一部)
表1 命令一覧(一部)


図4 処理手順
図4 処理手順


5.シミュレーションプログラムの処理手順と操作法

 全体の処理の概略は,図4に示す流れ図のようになる。さらに,具体例として次のプログラムを 用いて,この4ビットマイコンについてのシミュレーションの操作法を述べる。

プログラム例
プログラム例



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