福島県教育センター所報ふくしま No.94(H02/1990.2) -026/038page

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 2.研究主題に関しての文献研究

 3.行事調整委員会の機能を高めるための内容・方法の研究と吟味

 4.計画の作成と実施

 5.検証と考察

 6.研究の評価とまとめ

(2)研究の対象
   本校教職員60名

4. 研究の内容と推進計画

 (1)過去2か年の取り組みの整理と現状における問題点の把握5・6月

 (2)研究構想の策定6月

 (3)校内組織・運営の改善実施7・8月

 (4)検証9・10・11月

 (5)研究のまとめ12月

5.研究の概要と考察

 (1)調査

  1.校務運営組織(本校と他校との違い)本校には「運営委員会」がない。何事も職員会を経て初めて実施される。朝の打ち合わせを職員会に切り替えて討議することもしばしばであった。

校務運営組織

校務運営組織

  2.本校に運営委員会のできなかった理由

   ア.管理職と一般教職員双方に不信感があり,委員会で決定されることに対して,不安感を持っていた。

   イ.職員団体は「すべての事柄について全職員で協議すること」を求めた。

  3.本県及び他県の状況を調査してみた。名称は違っていても,大体どこの学校にも存在している。

  4.本校の代替組織

   4年前の内規検討委員会で次のような提案がなされたことがわかった。

    「行事調整委員会を設置したい。決定権は持たず,審議・検討をする。構成員は管理職・部長・主任とする」

    今回,この委員会を定期的に開催することにした。

(2)実践

  1.各部・各学年・各委員会の積極的な取り組み事項を次々と職員会で審議・検討した結果,次のような成果を得ることができた。

成果(1)勤務時間の割振りの改正

成果(1)勤務時間の割振りの改正

成果(2) 内規「評価」の項の改正

定期考査の評定(評点)に関する申し合わせ事項
評定を行う場合の基本的な考え方
評価の資料 考査(または作品・実技)の評価・・・A 平常の授業における評価・・・B
ひょうかの要素及び視点 1.学力の到達度 2.学力の伸長度 3.学習への参加状況
目標の達成状況 達成の伸び率 出席率・宿題等の提出物・ノート・学習への取り組み等
評点配分率 (  )% (  )%
評点 100点法による  A+B=100点


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