福島県教育センター所報ふくしま No.94(H02/1990.2) -027/038page
成果(3)夏季休業中の登校指導日の位置付け
学年 63年度実施日 実施内容 1年 8月10日 SHR 清掃 学年集会 映画 HR
(進路指導)2年 8月15日 3年 8月19日 SHR 清掃 学年集会 HR 個別指導
(進路指導)
※1月27日(推薦選技面接日)と振替
成果(4) 服装指導の徹底
第1段階 (8月25日〜9月1日) 正しい服装についてのキャンペーン実施
第2段階 (9月2日〜9月10) 個別指導
第3段階 (9月12日〜 ) 再登校指導
第4段階 父兄召喚
※校門指導は8月25日より現在まで継続
成果(5)創立40周年記念式典の成功記念式典は11月12日(土)琴クラブの演奏に始まり厳粛なうちに無事終了することができた。
祝賀会は町の公民館で開催した。教職員が中心となって会場の準備をした。県教育委員・県教育長・市(町)教育長をはじめとして多数の来賓を迎えて簡素ななかにも手づくりの心温たまる会を持つことができた。
県教育長は四倉高校が教師としてのふりだしとなった思い出多い学校である。当日は教え子が多数参加し,ご自分のニックネーム「ライオン先生」の由来について,にこにこして話され,最後に教え子が中心となって胴上げが行われるという大変和やかな祝賀会であった。後片付けは全職員が残って本当に一生懸命やってくれた。こんな素晴らしい光景は見たことがなかった。 職員自身が驚いていた。その一週間後の学校祭も地域の人々が多数来校し,盛会であった。前回より父兄・子供・老人の姿が多かったのが印象的であった。
2.組織はどう変わったか
3.意識はどう変わったか
ア.部長・主任問に学校経営の一員であるという意識が芽生えた。
イ.提案事項に対する職員の取り組み・反応が前向きになった。
ウ.会議の密度が濃くなり,短時問で済むようになった。
工.継続的な取り組みへの姿勢が醸成された。
オ.創立40周年記念行事に対しての職員の取り組みが態勢作りに良い結果を生んだ。
6. 今後の課題
(1)「行事調整委員会」を学校運営について幅広く審議する機関として強化したい。
(2)各部・各学年主任の下に副主任を設け,組織の機能を高めていきたい。
参考文献
1.全国高等学校教頭会研究集録
2.学校経営改善に関する研究(教育センター)
3.教育研究のすすめ(群馬県教育研究所)