福島県教育センター所報ふくしま No.100(H03/1991.8) -013/038page

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創造的思考(設計の思考)

(2)設計の手順
 設計の手順は次の流れによる。
設計の手順  ーフレームの例ー

4.「本立て設計ツール」の概略
 提示・指示画面の作成には,教材作成支援ソフト(オーサリングシステム)を使用し,生徒の興味・関心を高めるようなフレームを作成するよう工夫した。また教材作成支援ソフトで生徒がソフトを実行するとき不可能な変数入力とマウスによる図形の作成については,プログラム言語を使用して不足を補った。主な特徴は下記による
(1) 設計のステップごとに必要に応じて,形や大きさの確認とキーボードやマウス入力による図形作成ができる。
(2) 正確にしかも描きやすくするために,側板の形を自由に設計する画面とキャビネット図の画面に,青色で方眼,斜眼の線を用意した。
(3) 全体の形を把握させるため等角図とキャビネット図により,三方向から順次表示した。
(4) 実際の大きさは,必要に応じB5とA5を作成画面に表示しておいた。
(5) フレームの流れ
タイトル→本立ての設計→板材1→板材2→作品の例→側板の寸法(下線)→側板の設計→側板の設計の説明(下線)→底板の長さ(下線)→背板の幅(下線)→全体の形(下線)→木とり(下線)→構想図(下線)→おわり
 ※(下線)はプログラム言語との組み合わせ
5. 指導課程と「本立て設計ツール」
 授業では、課題解決場面で、製品の寸


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