福島県教育センター所報ふくしま No.102(H04/1992.3) -035/038page

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図が明確になるようにしながら、日常の活動をおこなうようにした。

ア 教師の組織 イ 生徒の組織
ア 教師の組織 イ 生徒の組織

3.基本的生活習慣の確立を図る実践
 学年会で、基本的生活習慣の確立を図る指導の手だてはどうすればよいのか、実践事項、点検、評価等について共通理解を図り、日常実践を行った。
 ア 対象を定める。
 イ 指導計画を立てる。
 年間→学期→月→週の計画を立てて、実施反省し、次の計画に生かす。

〔計画の一例〕
〔計画の一例〕

 ウ 指導の方法を確認する。
 エ 点検カードを使用する。
  ・三項目の基本的生活習慣のないようについて、点検項目を設定し、基準は3段階とし,毎月末に実施する。
  ・点検した結果について、集計発表を行い、生徒の意識を高めるとともに、指導の反省改善のために、積極的な活用に努力する。

(2)実践の評価
 評価は、月ごとに、生徒の基本的生活習慣の確立度合いを確認するために、また、指導のために実施し、その変容段階を理解するため、グラフ化して、考察する。

あいさつについて(評価者は各委員会の委員)
あいさつについて(評価者は各委員会の委員)

清掃について
清掃について

時間を守る
時間を守る

(3)実践の考察
1.学年会の充実について
 ア 昨年より、学年会は月3回開催されるようになり、生徒の情報交換がよく行われ、具体的内容が、同一歩調で指導できるようになった。
 イ 基本的生活習慣の確立を図る項目が焦点化し、指導しやすくなった。

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