福島県教育センター所報ふくしま No.110(H06/1994.3) -016/038page

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< 各 部 だ よ り >


学 校 の 教 育 研 究 活 動 へ の 支 援


学 校 経 営 部



学校経営部には,県内小・中・高等学校や教職員の教育研究や教育実践を支援したり,県民の教育に関する質問や資料の問い合わせに応ずる教育研究係があります。今回は,この係の活動内容を紹介します。

1.教育図書・資科の収集保管

各学校や教育機関の教育活動を支援するために,広く教育専門書・月刊誌や全国の大学・教育研究機関の研究紀要・教育資料等を収集整理し,保管しています。現在,その総数は88,000冊におよび,県内各学校のニーズに応えるため,毎年その研究主題一覧表を「教育資料目録」としてまとめ紹介しています。これらの図書・資料の閲覧・貸し出しは,各学校・個人の求めに迅速に対応するため,コンピュータ検索を行っています。学校で教育研究・実践に関する教育資料を必要とする場合は,「教育資料名」を言っていただくか,必要とするジャンル,例えば「国際理解教育に関する資料を」と言っていただければコンピュータで検索し,必要な資料名を引き出しお知らせすることができます。なお,センターに直接お出でになれない遠隔地の学校・個人の利用に供するため,電話相談による検索と引き出した教育資料の郵送等による貸し出しも行っておりますので,遠慮なくご利用ください。

平成5年度からは,県内外からの県下の優れた研究実践校紹介の問い合わせにも応ずるために,各学校の「研究紀要・発表資料」の収集を開始しました。これらの教育資料が整備されると,今まで以上に各学校の要望に応えることが可能となります。今後とも,教育資料の提供をお願いいたします。

2.教育研究相談

県内各学校の現職教育や教育研究,教職員個人の教育活動・研究を支援するために,教育研究相談を行っています。

校内での現職教育や共同研究を進めるに当たって,どんな手法で取り組んだらいいか悩んでいる研究主任等に対して,教育研究担当係が直接面談に応じ,学校の実態を聴取しながら専門的な立場から教育研究への取り組み方について助言したり,研究資料を紹介したりしています。この研究相談は学校の要望による継続相談が可能なので,数か月間の長期にわたって支援をしている事例もあります。長期休業期間は,個人で研究相談に来所される方もあります。遠隔地の学校・個人には,電話相談で対応し,研究資料などはFAXや郵送等によって届けております。

電 話 0245-53-3141

FAX 0245-54-1588


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