福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.125(H10/1998.11) -022/042page
2(丸囲み) 「グループで話し合う場と時聞」の位置づけについて
グループでの練習の場所をそれぞれ独立させたこと、グループでの練習のポイントと手順をはっきりさせたこと、時間を十分にとったことにより、集中して活動に取り組めるようになった。
3(丸囲み) 自己評価カードや相互評価カードの活用について
自己評価カード(めあてカード)では、「自分なりのめあて」をどのくらい達成できたかを◎○△の3段階で反省し、感想を文章で書くことにより、児童が自分の学習状況を意識するようになった。また、感想の中に、「次の学習ではこうなりたい」「この前よりここができるようになった」というような学習のつながりが見えてきたことも、児童の学習意欲の高まりであると考えられる。
児童は毎時間自己評価を行い、教師は毎時間支援の言葉を入れ、児童の実態把握をする。
(例)自己評価カード(めあてカード)
「風を切って」を合奏しよう! 相互評価カード(はげましカード)では、客観的な評価は難しかったと考えるが、友達同士で認め合うことにより、協力して活動する人間関係づくりや、自分の感じたことを相手に伝えようとする意欲の向上に役立ったと思われる。
発表の後にお互いの感想を交換する。できるだけ、よかったところを賞賛する。
(例)相互評価カード(はげましカード) 4(丸囲み) 児童の意欲の変容について
検証授業終了後、児童に意識調査を実施し、授業実施前との変容を調べた。
音楽の授業が好きか
授業の成就感