福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.129(H12/2000.2) -008/042page

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交流を通して、お互いを理解し、信頼・友情を深めていくためのコミュニケーションを実践する。

(3)【自分知】異文化を知り、その違いを認め、尊重する意識を高めるとともに、自ら進んで他国の人々との交流を通して国際的視野を広げる。

3 学習課題

(1) 中国への理解を深めよう

・2年3組鈴木恵介君(平成11年度会津若松市青少年友好交流訪中団員)の訪中談を聞く等

(2) 友好都市荊州市とのつながりを考えよう。

・会津若松市と荊州市との交流の歴史等

(3) 日本と中国の歴史を知ろう。

・遣隋使、遣唐使、三国志、日中戦争等
・会津大学の先生の講話等

(4) インターネット、文通を通して中国を知ろう。

・荊州市の生徒との交流等

(5) 中国の中学生の生活を知ろう。

・会津大学の先生の講話、インターネット等

(6) 中国の楽器を奏でよう。

・楊琴(ヤンチン)、二胡(アルフ)等

(7) 日本と中国の食文化の違いを知ろう。

・ラーメン、鮫子、麻婆豆腐等

(8) 中国語を学ぼう。

・基本的な会話、講演等

(9) 書道、山水画を描こう。

・書道、山水画等

(10) 民族衣装をつくろう。

・チャイナドレス等

(11) 少林寺拳法、太極拳をやろう。

・少林寺拳法、太極拳等

4 課題の展開

[1 オリエンテーション]

 (1) 2年3組鈴木恵介君の訪中談を聞く。
 (2) 学習の進めかたを学ぶ。
 (3) 学習課題について考える。

[2 学習計画を作成する]

 (1) 学習課題を設定し、学習班を編成する。
 (2) 学習のめあて及び学習計画を作成する。

[3 学習課題についての事前学習を行う]

 (1) 学習課題について、調べ学習を進める。
 (2) 現地調査や体験学習の準備を行う。
 (3) 電話等を使い、交渉を行う。

[4 学習課題について解決する]

 (1) 学習課題について、調べ学習を進める。
 (2) 調査学習を実施する。
 (3) 体験学習を行う。

[5 学習のまとめを行う]

 (1) 各班で学習のまとめ方の形式に基づいて学習のまとめを行う。

[6 発表する]

 (1) 学年集会で発表会を実施する。
 (2) 廊下、掲示板等に展示する。

5 学習活動支援案   (課題の一部のみ掲載)

≪中国語を学ぽう≫学習活動支援案
本時の場所:2年1組教室  指導者:金道 律・金 群
(1) 目標
英語も大切な言語だが、使用言語の人口比率から見れば、中国語もこれから先、重要な言語の一つになることはまちがいない。そこで、会津大学の先生や留学生とのT-Tを通して、基礎的な会話を身につけさせたい。さらに言葉の習得を通して、日本と中国の文化のちがいを知らせ、中国の悠久の歴史・文化を更に学びたいという意欲や態度を育てていきたい。
(2) 活動計画【10時間】
活動計画

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