福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.131(H12/2000.11) -007/042page

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々とのかかわりを深める。
2学年 酒蓋公園を活動のきっかけとし、活動の場を地域社会に広げ、年間を通した探検活動に より、地域の自然や文化、人々とのかかわり深めることができるようにする。 「たんけんぼくたちのまち」〜さかぷたからの出発〜
3学年 酒蓋公園をスタートとした身近な地域から郡山市全体に探検の場を広げ、人々の生活や 自然を見つめることにより、地域と自分とのかかわりを考えることができるようにする。 「発見、たんけん、めざせ郡山はかせ」
〜酒蓋から郡山市へ〜
4学年 酒蓋池を起点として人々の生活の様子や地域開発につくした人々の思いや願いについて 考えることができるようにする。 「宝の水、その行方を探る」
〜酒蓋池から私たちのくらしを見つめて〜
5学年 酒蓋池を調べることにより、命の尊さ、生命の連続と営み、自然と人間とのかかわりに ついての理解を深める'ことができるようにする。 「かけがえのない命」
〜酒蓋池から身近な環境を見つめて〜
6学年 自分たちのふるさとである郡山市の歴史と未来を探ったり、自分たちにできることに気 付き、考え、行動したりすることができるようにする。 「愛するふるさと郡山」
〜その歴史と未来〜

[3] 学年テーマに基づくクロスカリキュラムの作成

まず、各学年ごとにテーマに基づいて、教科や道徳、他の領域などとの関連を図りながら酒蓋池の自然や池の活用・役割等、酒蓋池とのかかわりが深い内容を洗い出し、子供たちに学ぱせたい内容を明確にする。

次に、子供たちに学ぱせたい内容を横軸に各教科等の学習活動に関係する内容を縦軸にして各教科の単元を入れ替え、洗い出した内容をつなぎ合わせて、教科や道徳や総合的な学習の時間等をクロスさせた大きな「くくり」をつくり、大単元を設定していく。

この場合、低学年では生活科が、中・高学年では理科・社会科・総合的な学習の時間が中心となり他教科とも関連付けていくことになる。

[4] クロスカリキュラムの実践

「『酒蓋池 IN 地球』〜わたしたちにできること〜」を実際に実践していくにあたっては、作成したクロスカリキュラムをもとに、各学年ごとに酒蓋池を学習の場として、あるいは起点として子供たちの実態


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