福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.131(H12/2000.11) -008/042page

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から展開される活動を想定し、指導計画を作成した。

次に、各学年ごとに立案した単元の指導計画のもとに、学年全体で実践化を図り、資料を累積し、単元終了後に成果と課題を明らかにするようにした。

平成12年度は、前年度の成果と課題を踏まえ、既有の単元におけるアプローチの仕方を変えたり、新しく地域素材を教材化したりして子供の実態に即した実践に努めている。

III 横断的な学習の実施にあたっての基本的な考え

(1) 時間に対して開かれた学び(タイムフリー)

○ 日課表の見直しによる弾力的な学習時間の工夫

・ ノーチャイムによる95分間を1ユニットとした日課表の作成
・ 固定時間割から週時間割による時数の管理
・ 15分を1モジュールとした、1単位時間の弾力的な運用

○ 教材研究、学年打ち合わせの時間の確保

・ 毎週水曜日は、全学年午前限授業
 (午後を地域のフィールドワークや次週のプログラム作成の時間に充てる)

(2) 空間に対して開かれた学び(スペースフリー)

空間に対して開かれた学び ○ 地域の自然や社会を生かした学習活動の設定

○ 自然体験や社会体験を取り入れた学習活動の設定

○ 図書館やインターネットの活用による情報の収集や処理、活用の推進

○ ワークショップ、ポスターセッション等多様な表現活動や発表の場の保障

(3) 人に対して開かれた学び(パーソンフリー)

人に対して開かれた学び ○ 地域の人材や保護者をゲストティーチャーとして活用する学習活動の展開

○ 保護者を子供と共に学ぶ学習者、学習参加型の授業の実践

○ 学級を解体してのT・Tによる学年共同の学習活動の展開

○ 学年・学級便りを通しての家庭との連携

○ 各学年3学級+1副担任方式による学年経営の実施

IV 横断的な学習の実践例

◇ 第5学年「つながる生命II」


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