福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.137(H14/2002.11)-023/036page

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元のねらいがある。そのねらいを達成するためには、実際にボランティアティーチャーに会って、授業についてのねらい、授業についてのボランティアティーチャーとのかかわり方や教師とボランテイアテイーチャーとの役割分担等について実際に会って話し合うことが学習を進めていく上で大切である。

ボランテイアテイーチャー活動計画

くボランティアティーチャーとの打ち合わせをする上での留意点〉
  1 連絡を取り、事前に打ち合わせ日を確認する。
  2 実施計画書を持参するとともに、ボランティアティーチャーとの日程の調整を行う。
  3 ボランティアティーチャーとしての授業の中での役割について話をする。
  4 ボランティアティーチャーに授業の全てを任せるというのではなくて、授業の趣旨や授業のねらい、どのような効果をねらってボランティアティーチャーをお願いするのかという点について理解していただく。

 

 (2) 地域人材・人材との出会いの工夫

@ ボランティアティーチャーとの出会いの工夫
ボランティアティーチャーを探すにあたっては、教師自身が積極的に地域の行事にかかわっていくことが大切である。そのように考えたときに、教務として常に地域の情報に目を光らせ、情報センター的な役割を果たしていくことが大切であると考えた。

「心は、バリアフリー」の学習では、地域の新聞で、地域のボランティアによる「あじさいまつり」(お年寄りや障害を持たれている方との交流を図るお祭り)という行事があることを知り、6年生の担任の先生方に声をかけてみた。子供何名かが、参加したいということだったので、教務の方で参加の申し込みをした。実行委員の方から体験発表という形で、ぜひ参加をお願いしたいとの返事をいただいた。

手話を使っての体験発表
〈手話を使っての体験発表〉

く参加しての子供の感想〉
ぼくは、始める前から心臓がドキドキしていました。そして、ぼくたちの番が来ました。その中では、しんけんにやる所やちょっと笑いが出る所があり、とても楽しかったです。それに、沢田中学校の人のボランティア体験の発表はとてもすばらしかったです。ぼくは、また、そういうのがあれば、やってみたいと思いました。


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