福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.138(H15/2003.2)-028/036page

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学校評価研究チーム 研究テーマ
   「開かれた学校づくり」の推進
 〜学校評価システムの構築を通して〜
      県教育センター 所員 遠藤 真弘

学校評価の意義・目的を周知する資料「学校評価の概要」「学校評価Q&A」を作成したこと、また具体的診断項目と課題解決型様式を提示し、教育目標との関連・目指す姿・評価基準等を明確にし、P(計画)D(実践)C(評価)A(改善)サイクルを一覧できる様式としたこと等、学校評価のシステム構築に関する調査研究と具体的な提言を行った。

地域活力を導入した開かれた学校づくりの推進
      石川町立石川中学校 教諭 安田 良一

地域に開かれた学校づくりをするために、保護者から学校支援ボランティアを募り、その人材を活用した授業事例が発表された。また、生徒が温泉旅館や福祉施設などで取り組んだ一日体験学習、55の事業所で実施された5日間の職場体験等の実践が報告された。

生きる力を育む生活科・総合的な学習の時間の在り方
  〜地域に根ざした豊かな体験活動を通して〜
      郡山市立日和田小学校 教諭 高橋 健也

児童の生きる力を育むために、「地域」「体験」「個」「実践」の4つの観点から、地域素材を効果的に単元に取り入れ、児童の主体的な活動を促すとともに、各過程での「つけたい力」や評価規準を明確にし、児童の変容を随時とらえて指導に生かす実践が報告された。

心に響き、心が動く道徳の授業のあり方
  〜総合単元的な道徳の学習を通して〜
      田島町立針生小学校 教諭 橘 成美

平成14年度 福島県教育研究発表大会報告

「児童の心の動きに着目した学習を展開していけば、児童は主体的に自分自身の心の動きに気づき、道徳的価値の自覚を深めることができるのではないか」という観点から、総合的な学習の時間やJRC活動、社会科の学習と関連を図った実践が報告された。

家庭や地域社会との連携を図った特別活動の実践
      県教育センター 所員 赤津 雅彦

特別活動におけるアルミ缶回収等の体験活動、幼稚園・老人ホーム・授産所等の訪問ボランティア活動など、学校と家庭や地域社会との「協働」を通して生徒の地域社会への所属感や連帯感を養い、よりよい集団や社会を協力して築くための社会的資質や態度の育成を図る実践研究が発表された。


【第2分科会】生徒指導・教育相談
自発行動が困難な児童への指導援助事例
  〜担任支援チームの一員としての養護教諭のかかわり〜
      天栄村立大里小学校 養護教諭 渡邉 京子

自発行動が困難な児童に対する関わり手の支援を重視することで、対人関係の改善を図る実践事例が報告された。

粗暴な行動が見られる生徒への指導援助事例
  〜学年主任・教科担任としてのかかわり〜
      会津坂下町立第一中学校 教諭 久保木 貞子

エンカウンターを活用した互いの「よさ」を認


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