福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.139(H15/2003.7) -029/036page
いを語り合ってその思いを強めることにより、活動への意欲をふくらませていた。
児童は、錦星幼稚園に招待状を届けに行き、自分が書いた招待状を直接お相手さんの園児に手渡したことで、フェスティバル成功への願いや期待感を強めていた。
フェスティバル終了後に書いた児童の感想からも分かるように、たくさんの招待客にあげる景品の数が足りるかどうか心配して一生懸命に作っていた。また、当日、園児が慣れない環境に戸惑わずにフェスティバルを楽しめるように、案内や声掛けを進んで行っていこうとする姿が見られた。A子は感想の中で、お相手さんの園児と仲良くなれたうれしさにも触れている。
(4) 交流の日常化を図ることは、園児との交流を深めているために有効であったか。
1回目の交流会の後、フェスティバルまでの間も園児を身近に感じられるよう、「錦星幼稚園コーナー」を設けた。幼稚園に弟妹が通っている児童が中心になり、幼稚園についての記事を書いて掲示している。