児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -140/157page

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[ 4時間目 ] 効果的なプレゼンテーションを考えた各グループの発表

アジア諸国について調べ、まとめたことを地図、絵、カードやビデオなどを使って発表する。

話すことの高まりを
目指す効果的なプレゼン
テーションの工夫

○他教科の教師の協力を得て、6班すべてが発表できるように2時間続きの授業として実施した。(授業の交換を依頼して)

○一つの班の発表時間は10分以内とした。

○各班の発表は、それぞれ次のような工夫を凝らしていた。

1.単語カードを用いる。(写真6)
 表には英語、裏にはその意味を書き、説明をしながらカードの表と裏を見せ、聞いている生徒が理解しやすいように工夫した。

単語カード (写真6)

2.絵を書く。(写真7)
 例えば、「イギリスがインドを侵略した」というのを伝えるため、イギリスの旗を持った人々がインドに向かって入って来、インド人が追い出されるような様子を絵に描いた。

絵を書く (写真7)

3.実物やビデオを用いる。(写真8)
 韓国の民族衣装チマ・チョゴリや中国のチャイナドレス、インドの香辛料、タイのシルクなど実物を持ってきて臨場感を出した。また、フィリピンの民族踊りをビデオで紹介した。

実物やビデオ (写真8)

○聞き取りのポイントを書いたシートにより、各班の発表を聞く視点を示し、内容の要点がとらえられるよう工夫した。(資料6)

資料 6
資料6

○各班の発表の後で、発表者側から聞いている生徒たちに、5問質問した。答える側は、各班一人ずつとして、答えられた班には、得点を与え、楽しみながら活動ができるよう配慮した。

<4時間目の授業後>
○生徒たちからの申し出があり、発表内容に関する英語の壁新聞を作成し、廊下に掲示した。(写真9)

英語の壁新聞 (写真9)


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