教師のための統計入門-172/233page
意味で用いています。前問の図を参考にしながらお読みください。
○ 復元抽出の場合
Nn 組の標本のうち,第 i 番目の標本について考え,この標本分散を si2 としますと,
ここで,( )内の a2 の数は,結局は a12 〜 aN2 が同数ずつあるのですから,前問の図より, ai2 1つ当たり n×Nn ÷N= nNn-1 個あることがわかります。
○ 非復元抽出の場合
この場合も,復元抽出の場合と全く同じなのですが,一応証明を述べておき