1.問題場面の分析によって,学習課題をとらえる。
(1) 話しあいによって,問題場面を構成する。
○ 年賀はがきについて話しあう。
○ 手紙やはがきを出したり,もらったりしたことについて話しあう。
○ T.P.シート , について,「何をしているのか」「どんなことが,わかるか」
話しあう。
(2) 問題場面を整理・統合する。
○ 郵便のことについて,どんなことを知りたいか話しあう。
(3) 問題場面の分析によって,学習課題を設定する。
@ なぜ,出したりもらったりするか。
A どんな,しゅるいがあるか。
B とどくまで,どんなしごとがあるか。
C どんなことを,めあてにしているか。
D そのために,どんなことをしているか。 |
2.学習課題の@について,話しあう。
(1) どんなときに出すのか話しあう。
○ 自分が出したときのことを思い出す。
○ 家の人が出したときのことを思い出す。
(2) どんなときにもらうか話しあう。
○ もらった時のことを考える。
(3) 話しあったことを,まとめる。
3.学習課題のAについて調べる。
(1) 集めてきた郵便を,分類させる。
(2) どんなふうに分ければよいか話しあう。
(3) TPシート について,「何か」「どんなことがわかるか」話しあう。
(4) 分類したり,話しあったりしたことを,まとめる。
4.学習課題のBについて,予想をたてる。 |
15分
10分
10分
5分
|
○ 導入的な役割として展開させ,
今後への学習の関心を持たせる。
○ 知りたいと思うことを発表させ,
その中から学習課題を設定させ
るようにする。
○ 学習課題をカードで提示する
ようにし,次時からの学習に発展
させる。
○ 到着までの所要日数を通して
遠くから来ていることや,離れた所
からでも正確に届くことに気づかせ
ておく。
○ 郵便物は前もって集めておくよ
うに話しておき,本時はそれを児
童に分類させる。
○ 持ってきた郵便物は,はがきと
封書,小包に分ける程度にし,
特殊なものとして現金書留,航
空郵便などが出れば封書の中で
さらに分けるようにする。
○ 転校した児童への手紙を教室
のポストに入れ,それが届くかとい
うことを,次時の学習のきっかけに
する。 |