研究紀要第56号 「学習指導と評価に関する研究 第1年次・実態調査」 -004/053page
IV 調査の結果とその考察
1 授業前の評価
(1) 指導計画への評価の位置づけ
[設問 1] あなたは,教科の単元や題材の指導計画の中に,評価の観点や方法を位置づけていますか。
○調査の結果
(1) 観点について
(2) 方法について
○評価の「観点」や「方法」の位置づけについては,程度の差はあるが小・中・高等学校ともに約90%が,何らかのかたちで指導計画の巾に位置づけをしており,評価について配慮されていることがわかる。
○右の表は,評価の「観点」と「方法」の位置づけ方について,中学校360名の回答をまとめたものであるが,観点,方法ともに「具体的に位置づけている」のは61人で,全体の17%である。これに対して,観点,方法ともに「具体的ではないが
(1)観点 (2)方法
ア イ ウ 計 ア 61人 21人 0人 82人 イ 17 205 7 229 ウ 2 12 35 49 計 80 238 42 360