研究紀要第61号 「生徒指導に関する研究」 -007/043page
特性 要因 A,子供の家庭生活 B,保護者からみた子供 C,児童生徒の学校生活 D,教師からみた児童生徒 予 想 耐久力 不とう・不屈 ・あなたは家で勉強などをしていて,とちゅうでむずかしくなったり,あきたときどうしますか。 ・あなたのお子さんは,勉強などをしていて,むずかしかったり,ゆきづまったりしたとき,どうしますか。 ・あなたは,学校でマラソンなどをしていて苦しくなったときどうしますか。 ・あなたの学校の児童生徒は,目標を実現するために,困難や誘惑に負けないで,最後まで努力する姿がみられますか。 A-2
B-2
C-3
D-2
・マラソンなどは,極めて具体的な競走場面で,勝ち負けを意識するため,3の回答に集中するものと思われるが,他の設問では2に集中すると思われる。1.すぐやめてしまう。 1.あきらめてしまう。 1.すぐやめてしまう。 1,ほとんどみられない。 2.少しは努力するがやめてしまう。 2.少しは努力するがあきらめてしまう。 2.少しがんばるがやめてしまう。 2.あまりみられない。 3.どちらかというとがまんしてやる。 3.どちらかというとがんばってやる。 3.がまんしてできるかぎりがんばる。 3.ときどきみられる。 4.最後までがんばる。 4.最後までがんばってやる。 4.どんなに苦しくても最後までがんばる。 4.かなりみられる。 〃 持続力・根気 ・あなたは家で工作などを始めると,できあがるまでねばり強くやりますか。 ・あなたのお子さんは,明日までにやらなければならない宿題をしていて,ねむくなったときどうしていますか。 ・あなたは,夏の暑い日の校庭の草むしりなどつらい仕事をどのようにやっていますか。 ・あなたの学校の児童生徒は,つらい作業などでもがまんして根気強く最後までやれますか。 A-3, B-2
C-2, D-2
・Aの工作などの場面は,得手1不得手もあるが,3の回答に集中すると思われる。
・B,C,Dでは,2の回答に集中するものと予想しているがBでは小・中学校の違い,C,Dでは地域差があるものと思われる。1.あきるとすぐやめてしまう方である。 1.あきらめてしまう。 1.すぐあきてしまう。 1.ほとんどやれない。 2.努力するがはんぱにすることが多い。 2.がんばってはみるがやめてしまう。 2.少しはやるがとちゅうであきてしまう。 2.あまりやれない。 3.あきることもあるがだいたいはやり通す。 3.がまんしてできるかぎりがんばる。 3.どちらかというとがまんしてやる方だ。 3.だいたいやれる。 4.あきずにできあがるまでやり通す。 4.最後までがんばる。 4.がまんして最後までやる方だ。 4.たいていやれる。