研究紀要第61号 「生徒指導に関する研究」 -008/043page
特性 要因 A,子供の家庭生活 B,保護者からみた子供 C,児重生徒の学校生活 D,教師からみた児童生徒 予 想 自己統制力 自律心 ・「ここで遊んではいけません。と立てふだがあるのに遊んでいる人がいます。友達に「遊ぼう。とさそわれたら,あなたはどうしますか。 ・あなたのお子さんは,地域や学校で禁止している場所へ行ったり,そこで遊んだりすることがありますか。 ・じゅ業が始まりましたが,ようじがあって先生がいらっしゃいません、友達がさわぎ始めたらあなたはどうしますか。 ・最近の児童生徒は,他律的で自律心がないと一般に言われています。あなたの学校ではどうですか。 A-3, B-2
C-1, D-2
・Bでは,親が子供の行動範囲をどこまでつかんでいるかが疑問ではあるが,2の回答に集中すると思われる。
・Cでは,学級の雰囲気とか教師にもよるが,1の回答に集中するものと思われる。1.いつも遊ぶと思う。 1.よくある。 1.いっしょにさわいでしまう。 1.自律心がないと思う。 2.ときどき遊ぶと思う。 2.ときどきある。 2.始めは静かにしているがさわぐことがある。 2.あまり自律心がないと思う。 3.遊ばないと思う。 3.あまりない。 3.先生がいらっしゃるまで静かにしている。 3.だいたい自律心があると思う。 4.ぜったい遊ばないと思う。 4.まったくない。 4.さわぐ友達を注意する。 4.自律心があると思う。 〃 抑止力 ・あなたは,「あれがほしい。」「こうしたい。」というようなわがままな気持ちをおさえることができますか。 ・あなたのお子さんは,わがままを言う方ですか。 ・あなたは,自分から,あるいは友達にさそわれて,やくそくやきまりをやぶったことがありますか。 ・あなたの学校の児童生徒は,友達などとのいざこざがあったようなとき,自分の感情や行動をおさえることができますか。 A-2, B-2
C-2
D-3
・Dでは,小・中学校の発達段階によっても異なるが,3に集中するものと思われる。1.まったくできない。 1.いつも言う。 1.よくある。 1.まったくできない。 2.あまりできない方である。 2.たびたび言う。 2.ときどきある。 2.あまりできない。 3.だいたいできる方である。 3.あまり言わない。 3.あまりない。 3.だいたいできる。 4.いつもできる方である。 4、まったく言わない。 4.ほとんどない。 4.よくできる。