福島県教育センター所報ふくしま No.75(S61/1986.2) -019/038page
イ、分配の法則の適用にあたっては,下位の生徒でつまずいている者が数名いたので,フラッシュカードで復習をさせた。
3 諸調査の結果
ウ、練習問題でのつまずきは,正負の数,文字式の計算が3名,移項が4名,等式の性質(4)が1名.かっこのはずしかたが3名であったが,自己のつまずきをきちんと自己評価票に記入していた。
エ、コース別学習には,興味,関心を示し挑戦という積極さがみられ,大変意欲的にとりくんでいた。Aコースの生徒の中には,問題を自力で解いて自信を持った者もいた。
オ、コース別学習の解答はプリントで示したが,早くできた生徒には,わからない生徒の援助をさせた。
カ、確認テストにも熱心にとりくみ,解答の時は興味を持って採点していた。結果は,正答数0個が2名,1個が8名,2個が23名と.正答者数が多く.期待していた成就感をほぼ全員に味わわせることができた。
キ、授業の最後の自己評価も,各自きちんと票に記入し学習態度の反省をしていた。成績上位の生徒の中に,自己評価の厳しい者がいた。感想は全員書いたが,質問を書いた生徒は2名だけであった。集計は次の通りで,前回までの結果に比べて良かった。
・ねばり強く解く一0…0人,1・・・10人,2…23人
・発表する →0…6人,1・‥10人,2…17人
・説明を聞く →0・‥1人,1・‥9人,2…23人
・理解度 →0…1人,1・・・12人,2…20人