福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.136(H14/2002.7)-025/036page
3 研究日程
6月:
実態調査研究主題の設定
研究仮説の設定 研究計画の作成 8月:教材開発と教材研究 9月:指導計画作成 事前調査実施 10月:検証授業 授業考察 11月:
事後研究実施 データ処理と考察
研究のまとめ
W 研究の実際と考察
1 検証授業計画
(1) 単元名 「地方の政治」
(2) 学習指導計画 仮説とのかかわり〈第1次>
○ 鶴ケ城に関する資料の読み取り
○ 単元課題の設定
・単元を通した魅力ある課題を設定する。
『鶴ケ城本丸入城有料化に賛成か、反対か』
○ 課題に対するディベート的な話し合い活動
○ 学習計画の作成
・ディベート的な話し合いの方法を学ばせる。
・単元を通した課題解決的な学習の見通しを持たせる。
・思考・判断の推移を把握していくために、<自己評価表>と<名札マグネット>を導入する。
<第2次>
○ 会津若松市の仕事(政治)、行政のしくみ、財政の現状の調べ学習
○ 住民の地方公共団体への働きかけの方法の調べ学習
・多面的、多角的な見方や考え方を持たせる。
・思考・判断の推移を把握する。
<第3次〉 【検証授業】
○ 課題に対する調べ学習を通して、自分の意見をまとめる。
・調べ学習に教師が適切な支援を与える。
・社会的な思考力・判断力を身につける学習活動を行わせる。
○ ディベー卜的な話し合い活動による課題解決
・ディベート的な話し合い活動を通して、多面的、多角的な見方や考え方を持たせながら、社会的な思考力・判断力の育成を図る。