教育福島0008号(1976年(S51)01月)-000page
教育福島
昭和51年1月号
表紙絵説明
南湖県立公園
(県立公園をたずねて8)
見なれた風景だが南湖はやはり美しい。
松平定信が、用水池として、更に、人々の憩いの場として造園した日本最初の公園というだけあって、規模の大きな庭園である。
南湖のすばらしさは、池の周囲を巡って見る風景の変化である。北西の茶室、共楽亭から一望する東南は、関山を借景して優雅である。また、東岸からの眺めは、広々とした湖面のはるか西に那須連峰が見わたされ壮大である。そして北岸は、松山を背景にみやげ店、旅館、食堂が並び、人々のざわめきがありほっとさせる。
今日は雨のため、関山、那須山は姿を見せず、スケッチは北岸のボート乗り場周辺だが、ボートはすべてつながれ静かな湖面をかもが群をなして遊んでいる。
(県立安積高等学校教諭 三瓶 順雄)
もくじ
表紙題字 福島県教育長 三本杉 國雄
特集
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