教育福島0073号(1982年(S57)08月)-000page
教育福島
’82 8
表表紙に寄せて 今泉勝行
勿来の海
じっと海を見ていると、自分でなにを考えているのかがわからなくなって、次々と寄せてくる波の大きさや形をくらべてみたり、雲のゆくえを追ってみたり思わず無邪気になります。人をみて感じる体臭、尊敬、憤慨の気持ちとは別もののようです。
船を浮かべる重さと、岩をけずる力をもつ海ですが、地からのちん入者がない限り、とてもおだやかで寡黙なものであるようです。
この海岸の近くに岡倉天心の墓や、勿来の関があり、皆の憩いの場になっています。そこからながめる海は、もっと平たくておだやかです。
(福島県立勿来高等学校教諭)
目次
表紙題字 福島県教育委員会教育長 邊見榮之助
巻頭言 [PDF]互いにいたわりの心を福島県高等学校教育研究会会長 松田友吉
提言 [PDF]東京と「ふるさと」 東京外国語大学長 鈴木幸壽
随想ずいそう [PDF]橋本恵子・大塚謙一郎・水戸昇 飯豊睦雄・箱崎典子
東西南北 [PDF]新採用教員研修会(いわき教育事務所管内から)
わたしの研究実践
やる気を持たせる学習指導の実際 [PDF] 郡山市立行健第二小学校
Hearing・Speakingの共同研修 [PDF] 福島県立川俣高等学校
まちからむらからこんにちわ [PDF]少年地域つくり活動 表郷村教育委員会
知っておきたい教育法令 [PDF]休職等の期間中の給与
ぼくの学校わたしの学校 [PDF]白河市立関辺小学校・いわき軍立泉中学校・福島県立福島西女子高等学校